松山その3

松山その3　　石手寺


	石手寺に到着！どうやら裏口から入ってしまったらしく水子無縁佛地蔵があった。かなりの数にゾクッとする。ここは四国八十八ケ所の51番目。まずビルマ戦の戦没者慰霊塔、硫黄島戦没者慰霊碑があった。　　見あぐれば塔の高さよ秋の空　子規

先に進むとマントラ洞と書かれた細い洞窟があった。入り口に書かれてることも中に書かれている胎蔵界、金剛界なども意味不明。すごく温度が低く、非常に暗い。写真では明るくみえるが並のお化け屋敷の数倍暗く、迷子になってもおかしくない。すぐに終わるかと思っていた洞窟はかなり長かった。道が2つにわかれていたので片方に進むとどこかに出た。


	歩き回ってしばらくしてわかったが同じ寺の中。この寺自体が何かおかしい。上の十二神将らしき絵も最近の手書きっぽい。

韋駄天があったり何もかもがまったく統一されていない。手作りの仏像らしきものがそこらじゅうにころがっている。さきに進むと「お山八十八ケ所霊場めぐり登り口」とあった。少し登ると1つ目、2つ目と簡単にまわれそうなので行くことに。 1つ1つに手書きの格言らしきものが書かれている気味が悪い。 12くらいから道の状態が怪しくなり途中で途切れてしまったが脇をみると岩場が。しばらく登ってみたら高台に出た。すでに八十八関連のものはないく遠くのやまに巨大な仏像が頭を出している。普段ならすごいなぁと思う所だが気味悪さしか感じない。先に進むと竹林にでるがここで相方がスズメバチに襲われダッシュで山をおりた。


	普通の道路を進むとでっかいツボがある場所があった。「捨て猫、捨て犬は犯罪です」と書かれていた。猫とチャボらしき鳥がたくさんいた。


	ツボの中に入ると1階には仏像が転がっている。そして2階に上がると1階にあったような仏像がたくさん並べられていた。この仏像の間にソファーがいくつか置かれている。天井にはシャンデリアがあるが薄暗い。このツボの建物に関してなんの説明もないので怖い。

石手幼稚園というのがあった。ド派手に塗られた仏像。現在地がわからないので困っていたら、また洞窟があったので、とりあえず入ってみた。通路中央になにかの像があり、その間にロープをはり通路を分けている。ライトが点滅しており、これまた暗く意味不明の言葉がたくさん書かれている。洞窟を出るとさっきのマントラ洞の入り口。

ついに国宝の仁王門に出会えたがそれまでに見て来たものがハ－ド過ぎた。正門前にある彫刻達も何だか気味が悪い。石手寺ホームページも意味不明。イラクに関してや首相に関してのことをなぜこの石手寺がとやかくいうのか謎だ。寺内にあるいろんな仏像も管理している人の趣味なのだろうが石手寺とは無関係にやってもらいたい。でもなんだかんだ言っても次は何が出るのかワクワクした寺だった。この石手寺は珍寺大道場にも紹介されている。自転車にのり奥道後に向かう。町には小川が流れていてきれい。


	坂道をどんどん上がっていくと奥道後に到着！田舎屋で大将うどん（1000円）はこそば（600円）かけうどん（400円）を食べる。店員がウガンダトラに似ていた。わさびをいれ過ぎてしまい鼻がツーンとしたが美味しかった。

奥道後のジャングル温泉（ラドン温泉で500円）に到着！シャンプーなどはそろっている。たくさんの種類の湯があるとあった。今日もとことん疲れたので最高だった。露天風呂にはこれまたアブがいたので警戒しながら入る。風呂上がりのコーヒー牛乳がすごくうまかった。行きがのぼりだったので帰りはかなりの距離を自転車で下った。風呂上がりだったので風がすごくいい気分。夕焼けがとてもきれいだった。もちろんあの石手寺の巨大な仏像も夕陽に照らされていた。レンタサイクル屋に自転車を返し松山駅へ。自転車の快適さに慣れてしまったためバス（180円）にのる。駅でじゃこ天うどん（390円）を食べながら計画を練る。しかしうどんなんかを食べながらのんびりしていたために今夜中に各駅では高松には行けない時間になっていた。

19：40　　仕方なく特急を使用する。今治へ　1150円

20：30　　各駅で高松へ

0：25　　　高松に到着！

夜来るのは初めてだがやはり宿はなかった。ぶらぶらしていたら飲み屋街にうどん屋「五エ門」発見。鴨　550　カレー　600。その後、駅前のミニストップで時間をつぶしながら帰りの計画を練る。

4：15　　　駅のそばで寝ながら時間をつぶす。駅開く。

4：38　　　高松発！

7：50　　　姫路に到着！

「松山から東京へ」

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1.東京から高松へ	6.高知から松山へその2
2.高松から徳島へその1	7.松山　道後温泉
3.高松から徳島へその2	8.松山その2
4.徳島から高知へ	9.松山その3
5.高知から松山へその1	10.帰路

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