その1:東京から高松へ
今回の装備 |
携帯、青春18切符、 ムーンライトながらの指定席券、現金3万円くらい、衣類、タオル、 ガイドブック、コンタクトケア用品など、ビーサン。手さげ鞄一個に全てが入る量。 |
23:30 ホーム内のニューデイズがしまる。 23:43 「ムーンライトながら」で出発。 青春18切符の日付け変更線は横浜らしいので450円の切符を買っておく。途中で回ってくる車掌さんからも買えるみたいだった。ムーンライトながらの指定席チケット(東京〜小田原まで510円)を買ったのが出発の一週間前だったので喫煙席。しかも4人セットの向かい合わせ。1番のABCD席、2番のABCD席はこのタイプのようだ。うるさい人が来ない事を願うのみ。 |
そして隣の人がやってきた。相方の隣は楽器を抱えた女の学生。自分の隣はおじいさん。ホッとした。落ち着いた所で対面の相方と旅行の計画をたてはじめる。なんやかんやでノープランのまま旅が始まっていた。目的地は四国一周で、道後温泉に入るということしかまだ決まっていない。この時まさに台風16号がバリバリ四国を強襲している。合宿中には台風の話が出る度にテンションが下がったがどうやらうまい具合に自分達が着く頃には台風は去る。今までに投げ入れてきたお賽銭達が頑張ってくれたようだ。こんな時に神様に祈る事しかできないなんてこりゃ農家の人は大変だなぁと思ってしまった。相方と時刻表とガイドブックを見ながら計画をたてていると、「どこいくの?」と、おじいさんが話かけてきた。なんだなんだと思いつつ、四国行きを告げるといろいろ詳しく教えてくれた。おじいさんは青春18切符で北海道の北端や九州の南端にまで行っているそうだ。そしてJR全線踏破部(青春18切符でまわる)の部員らしい。おじいさんいわく、四国は左回りよりも右回りの方がいいそうだ。それを聞いた自分達はあっさりと進路を変更。はじめに松山の道後ではなく、まずは高松に行き、最後に松山に行く事にした。 |
1:06 小田原に到着。自由席に切り替わる。トイレに行った隙に誰かに席をとられたとしても文句は言えない。1:23熱海に到着。なんとなくの旅のプランは決まったが眠れずにトイレに行く。帰ってくるとおじいさんは首マクラに空気を入れていた。そしてアイマスクをつけた。旅慣れてる。6:53大垣駅では乗り換え時間が五分しかないのでBダッシュする。しかし乗り換え先のホームに先にいたのはおじいさん。近道か、はたまたワープか不思議なこともあるもんだ。関ヶ原駅を通る。おじいさんがこれまた詳しく教えてくれた。ちなみにムーンライトながらの「ながら」はながら川からとったらしい。 |
7:37 米原駅で新快速に乗り換える。鱒寿司(600円)を買う。米原は琵琶湖の目の前。おじいさんがビールとちくわを御馳走してくれた。旅を感じた。 |
大坂通過。すぐに山が多くなったので驚いたら おじいさんはこれが六甲だと教えてくれた。神戸、明石を通過。 |
10:12 姫路で山陽本線に乗り換え。もたもたしてたらなんと座れず!しかし目の前の人が降りたためまず相方が座る。しばらくしてもう1人降りたので座れた。全然眠れてなかったので助かった。 12:31 岡山に到着。マリンライナーに乗り換え。ここでおじいさんと別れる。間違えて特急に乗り込もうとした時に助けてもらったり、横浜で料理教室を開いているなど楽しい話をたくさんしてもらったり、本当にいろいろありがとうございました。穴子弁当と岡山名物「たこめし」850円箱には『瀬戸内のうめぇ飯じゃ。食うてみられぇ。』と書いてあった。そんなこと言われたら食べるしかない。 |
マリンライナー瀬戸大橋からの景色。ここでもそうだったが基本的に今までいい景色は進行方向左側。台風の影響からか海は部分的に土色になっていた。ギンギンに晴れていたからすごくいい景色だった。ついに四国に到着! |
「その2:高松から徳島へ その1」
青春18切符で四国一周 テルモピレーtop pageへ | |||||
1.東京から高松へ |
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7.松山 道後温泉 |
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8.松山その2 |
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4.徳島から高知へ |
9.松山その3 |
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10.帰路 |
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