『昔の旅と古道関連資料・1』(第1版) ―
昔の紀行・道中記 ―
紀行・道中記等目録
『凡例』
- この目録は、昔の旅、交通、古い道に関する資料を私の調査範囲でまとめたものである。
- 紀行、道中記だけでなく、古い時代の旅に関する随筆、街道や古道、旅行或いは古い地名に関連する資料のほか、引用文のある資料、文学等も追加登録し整理した。
- 紀行文、随筆は明治大正まで、昭和以降は別整理(下記5、参照)
- 昔の紀行、道中記の翻案文、それを材料にした読み物等についても随時収録した。
- 昔の旅、古い道、古い地名、交通史等に関する研究、調査報告等については別整理。
(『昔の旅と古い道に関する文献、資料目録・2、研究報告等』参照)
また市町村等公共機関発行の地方史、地方の交通、古い道に関する資料は別整理。
(『昔の旅と古い道に関する文献、資料目録・2、市町村史等』参照)
- コメントは専門家の解説をもとに簡潔にまとめた。一部私の読後感、所見を記した部分もある。
- 今後、逐次追加補正する予定。
[ 注 ]
- 書名によりアイウエオ順に整理した。主要な著者については各項の終わりに一括して再掲載した。また雑誌の特集記事については、雑誌名で一括して掲載した。
- ◆印、所蔵本の中にあるもの、または部分コピーを所蔵。
- ☆印、雄山閣「講座日本風俗史・旅風俗2.道中編」による。
- #印、今野信雄著『江戸の旅』による。
- ◇印、図書館等所蔵本。
- @印、その他の資料による。私は未見。図書館等で閲覧できるかどうか不明。
- ◎印、著者、編者名等による見出し、各項の終わりにまとめてある。
- →印、参照項目
- 角川図会→角川書店刊『日本名所風俗図会』所収のもの。このシリーズは大部冊で、18巻と別巻1巻で構成されている。
- 「地誌解題」→(東京都公文書館所蔵『地誌解題』総集編、東京都、h3.6.発行、)による。
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(あ)
@吾妻鏡
1、治承4年4月9日から文永3年7月20日の間の事歴を編年体に記した史書である。
2、編著者不明、町野、二階堂、三善氏などの幕府の奉行人と推定されている。
3、編纂の時期、前半は文永年間(1264~1275)、後半は正応、嘉元年間(1288-1306)と見られている。
4、幕府の公式記録とする説が有力で、一部に編纂上のミスや、北条氏の立場を考慮した曲筆、誇張など欠点もあるが、日本中世史の基本史料であるという評価がなされている。
5、鎌倉時代の大道の資料としてしばしば引用されている。
◆全訳吾妻鏡
永原慶二監修、貴志正造訳注、 1976.10.1.発行、 新人物往来社、
全訳本として全巻を完結したのは始めてである。この書で原典に容易に接することができるよう になった。現代語訳ではないので、原典のニューアンスは損なわれずに、漢文読み下し文として正確に訳されているが、吾妻鏡の独特な用語は残り難解である。
本文5巻、別巻1(人名、地名の索引、年表等)
@あづま免ぐ里
徳永種久著とされる。寛永20年(1643)刊 →「地誌解題」
@浅草志
池田定常 文政4年(1821)ころ刊 →「地誌解題」
◆熱海温泉図禄
山東京伝著 角川図会5東山・東海の巻所収
文政13年(1830)7月、熱海温泉の浴した時の見聞をもとに、案内記を記述したものである。
◆有馬山温泉小鑑
編著者不明、延宝3年(1675)刊、 角川図会13中国の巻所収
◆淡路国名所図会
浪速の住人木村明啓の著、没後30年後明治27年刊、角川図会13中国の巻
#有馬湯山記
貝原益軒 宝永8年(1711)
◆吾妻路之記
貝原益軒 益軒全集7、
益軒の没後刊行されたもの。
◆東路記(あづまじのき)
貝原益軒 岩波、新日本古典文学大系98
筑前黒田藩に仕えた学者で、『女大学』や『養生訓』などの著書があるので有名。
@東路の津登
宗長 永禄6年
◇東路の日記(あずまじのにっき)
沓掛なか子著、 前田淑編『近世女人の旅日記集』所収
信州坂本の商家の主婦であった著者が、享和3年(1803)3月5日、坂本の自宅を出発して、上田を経て秩父札所を巡拝し、江戸に至りさらに日光を詣で、坂本に帰着した折の旅日記である。
◇東路日記(あずまじのにっき)
小田宅子(いえこ) 前田淑編『近世女人の旅日記集』所収
筑前国鞍手郡底井野の主婦であった著者が数人の女友達と従者とともに、京大坂、伊勢から東国へ各地の寺社、名所、旧跡を巡った旅の日記である。その日程は天保12年(1841)閏正月16日、底井野の自宅を出発してから、同年6月12日のおよそ5カ月に及ぶ。
◇雨の水国
徳富芦花 明治文学全集94 /鹿島、成田紀行文
◇秋の岐蘇路
田山花袋 明治文学全集94
木曽の紀行文。明治31年の旅行だが、維新から30年後のこの地方の街道筋の荒廃の様子が知られる。
◇秋の京都
遅塚麗水 明治文学全集94
◆阿波名所図会
角川図会14・四国の巻(角川書店)
(い)
◆◇市場之祭文(いちばのさいもん)
中世、埼玉県地方で開かれた市場の地名がわかる。
☆◆和泉名所図会 寛政8年
角川図会11近畿の巻1(角川書店)
◆伊勢物語
全訳注、阿部俊子、上、下、講談社学術文庫
☆伊勢名所図会
◆伊勢参宮名所図会
角川図会12近畿の巻2(角川書店)
◆犬山視聞図会
角川図会6東海の巻(角川書店)
#伊勢参宮
宮本常一 社会思想社
◆伊勢道中記史料
世田谷区教育委員会
(収録書)
1、伊勢参宮覚 喜多見、田中家 弘化2年
2、伊勢道中参所付 喜多見、田中家
3、参宮祝儀受納帳 喜多見、田中家 弘化2年
4、留守中日記覚帳 喜多見、田中家 弘化2年
5、道中参所付 喜多見、小泉家 文化3年
6、道中万覚帳 喜多見、小泉家 明治14年
7、伊勢参宮宿屋付 喜多見、小泉家
8、伊勢参宮日記 上野毛、田中家 天保12年
9、東海道宿屋名前付 上野毛、田中家 天保12年
10、参宮日記帳 下野毛、原家 天保4年
11、伊勢参宮日記 等々力、豊田家 天保6年
12、名所古跡参詣覚帳 太子堂、森家 文化4年
13、太々講執行中料理献立扣牒 太子堂、森家 文化4年
14、意雑紀 彦根藩世田谷領代官、大場家 文化4年
15、道の記 彦根藩世田谷領代官、大場家 嘉永5年
◆伊香保の道行きぶり
倭文女(シズジョ)著、有朋堂文庫『日記紀行集』所収、
賀茂馬渊門下の才媛倭文女の作で、18歳の時、母とともに伊香保に行った時の紀行文である。
☆伊内名所図会
◆十六夜日記
全訳注、森本元子、 岩波文庫(「夜の鶴」をも収録)
◆厳島図会
角川図会13中国の巻(角川書店)
◇一簑一笠
大町桂月 明治文学全集94
紀行文の代表作ともいわれる「十和田湖」などが含まれる。
(う)
◆宇治川両岸一覧
日本名所風俗図会7京都の巻(角川書店)
◆うたたね
阿仏尼 岩波、新日本古典文学大系98
◆碓井峠
萩原進 有峰書店
◇姥ざかり花の旅笠
田辺聖子著 秀英社、h13.4.発行、単行本、
筑前国鞍手郡底井野の商家の主婦小田宅子の旅日記を材料にした創作読み物。
→『東路日記』小田宅子著
(え)
◇宴曲集「善光寺修行」
日本歌謡集成、巻5、所収
中世鎌倉時代から室町時代にかけてはやった一種の流行歌の一部、これには鎌倉から善光寺への参詣途次が盛り込まれている。
☆江戸道中記
金屋平右衛門 正徳4年
◆江戸名所図会
日本名所風俗図会4江戸の巻2(角川書店)
◆江戸名所記
日本名所風俗図会3江戸の巻1(角川書店)
◆江戸名所花暦
日本名所風俗図会3江戸の巻1(角川書店)
◆絵本江戸土産
日本名所風俗図会3江戸の巻1(角川書店)
@江戸雀
菱川師宣著とされる。延宝5年(1677)刊 →「地誌解題」
@江戸図鑑綱目
石川流宣著、元禄4年刊 →「地誌解題」
@寛永「江戸図」
武州豊嶋郡江戸庄図の俗称、寛永9年(1632)当時のもので江戸の都市図としては最古のものとされる。
◆長禄「江戸図」
弘化4年(1847)太田時利秘書とある地図で、長禄年中(1457-1460)江戸書きの分云々と注書きがある。東京都公文書館所蔵。
◆江戸切絵図
江戸時代に出版された江戸の区分図。尾張屋版など幾つかの種類がある。現在、復刻図、解説図など多数出ている。
◆嘉永・慶応「江戸切絵図」(尾張屋清七板、江戸・東京今昔切絵図散歩)
人文社、1995.4.20.第1刷発行
江戸切絵図と現在の地図を対比させて解説したもので、当時の市街、道路の状況を知るには便利な参考書である。
@江戸往古図説
大橋方長著、寛政12年(1800)刊 →「地誌解題」
@江戸砂子温故名跡誌
菊岡沾凉 享保17年(1732)刊→「地誌解題」
@続江戸砂子温故名跡誌
菊岡沾凉 享保20年(1735)刊→「地誌解題」
@江府名勝志
藤原之廉(南陽子)明和元年(1764)刊 →「地誌解題」
@新編江戸志
東武懐山子輯著、安永2年刊 →「地誌解題」
#江の島道中記今昔
岩本二郎
◆江戸参府紀行
ジーボルト 斎藤信 訳 東洋文庫87 平凡社
◆江戸参府旅行日記
ケンペル 斎藤信 訳 東洋文庫303 平凡社
◇越前下向記
飛鳥井雅縁
◇煙霧療養
尾崎紅葉 明治文学全集94
赤倉、新潟、佐渡の紀行文、明治32年読売新聞に50回にわたって連載された。彼は慶応3年江戸芝の生まれ、そのころの新潟、まして佐渡は草深い田舎だったと思われ、文中そこここににじんで居る。たとえば、新潟七不思議として、1)市内に杉の木1本のこと、2)女土方のこと、3)土用牡蛎、4)石屋根、5)女名の奇なること、等等。ほかに、魚のまずいことをいっている。また佐渡で有名なイカさしみはなまぐさくて食えないとコメントしているのが興味深い。
◎海老沢了介
◆新編若葉の梢
金子直徳著「若葉の梢」寛政年間刊行を現代活字により編集、翻刻したもので、戸塚、早稲田、高田、池袋近辺の江戸時代後期当時の地誌をまとめたもので、古道に関する伝承も載せている。
(お)
◆尾張名所図会
天保12年 日本名所風俗図会6東海の巻(角川書店)
◆尾張名陽図会
日本名所風俗図会6東海の巻(角川書店)
◆近江名所図会
日本名所風俗図会11近畿の巻1(角川書店)
#奥遊目録
中山高陽
◆奥州名所図会
日本名所風俗図会1奥州北陸の巻(角川書店)
◆奥の細道(芭蕉)
校注、現代語訳、板坂元、白石悌三 講談社文庫
◆奥の細道(芭蕉) 付、曾良日記
校注、萩原恭男 岩波文庫
◆岡部日記(東帰ともいう)
賀茂真淵著、 有朋堂文庫『日記紀行集』所収、
『後の岡部日記』『旅のなぐさ』とともに、紀行文としてよりも、途中の名所旧跡の考証として価値が高い。岡部日記は某年閏7月8日、郷里の岡部へ下り、その近在を歩いた時の紀行文である。
◆後の岡部日記
賀茂真淵著 有朋堂文庫『日記紀行集』所収、所蔵本
某年9月10日、再度郷里岡部へ帰った時の紀行文である。
◎大淀三千綱
◇日本行脚文集 続帝国文庫20巻
◎大田南畝
◆三餐余興 大田南全集第8巻所収
◆三春行楽記 同上
◆花見の日記 同上
◆改元日記 同上
◆蘆の若葉 同上
◆壬戌紀行 同上
◆細推物理 同上
◆革令紀行 同上
◆百舌の草茎 同上
◆瓊浦雑綴 同上
◆瓊浦又綴 同上
(か)
◇海遊録(朝鮮通信使の日本紀行)
申維翰、訳注 ヨウ在彦 東洋文庫252
◆廻国雑記
聖護院門跡准后道興 5巻、1487年(長亨1)成立、北陸、関東、奥州諸国の紀行文
有朋堂文庫『日記紀行集』(塚本哲三編)T11.11.23.発行、
◆海道記
作者不詳 岩波、新日本古典文学大系98、岩波文庫所収、
貞応2年(1223)4月4日都から鈴鹿越えで東海道を下り4月18日鎌倉に至り、5月初め帰京の途につくまでの旅を記した文。
◆葛西志
三島政行、文政辛巳(1821年)四月刊行、 s46.8.15.図書刊行会より活字印刷本、出版
江戸末期頃の葛飾郡地域の地誌
◆鹿島志
日本名所風俗図会2関東の巻(角川書店)
◆鎌倉物語
日本名所風俗図会2関東の巻(角川書店)
◆甲斐叢記
日本名所風俗図会5東山・東海の巻(角川書店)
◆花洛名勝図会
日本名所風俗図会7京都の巻(角川書店)
◆河内名所図会
日本名所風俗図会11近畿の巻1(角川書店)
◆五畿内産物図会
日本名所風俗図会16諸国の巻1(角川書店)
◆海陸世話日記
長屋与四朗 随筆百花苑13(中央公論社)
◆改元紀行
大田南畝 大田南畝全集8(岩波書店)
◆革命紀行
大田南畝 大田南畝全集8
◆小春紀行
大田南畝 大田南畝全集8
◎貝塚益軒
◆壬申紀行 近世紀行集成(江戸文庫17)所収
◆吾妻路之記 貝原益軒 益軒全集7
◆東路記(あづまじのき) 貝原益軒 岩波、新日本古典文学大系98
◆木曾路之記 貝原益軒 益軒全集7
◆己巳紀行(きしきこう) 貝原益軒 岩波、新日本古典文学大系98
(き)
◆義経記
(岩波、日本古典文学大系)
軍記物といわれる文学、室町時代の初期の成立といわれる。作者は不祥。義経は2度奥州へ往復しているが、その経路が推定される資料である。
◇木曽道中記
饗庭篁村 明治23年記、(明治文学全集94)
上野から横川まで行き、そこから徒歩で碓井峠を越え軽井沢から小田井まで汽車、そこから俥と徒歩で下諏訪、木曽を経て名古屋まで旅した紀行で、明治中期、鉄道が地方で部分開通している時期の旅の様子が知られる
◆九州道の記
玄旨法師著(細川幽斎、藤孝) 有朋堂文庫『日記紀行集』T11.11.23.発行、所収、
天正15年(1587)豊臣秀吉九州島津征討について九州へ旅した時の紀行文である。
◆帰家日記
井上通女著、 有朋堂文庫『日記紀行集』所収、
多年江戸で仕えしていた、その主君養生院の逝去した後、三田茂左衛門に嫁した著者が、江戸から郷里丸亀に帰る時の紀行である。
◇岸和田紀行
菅沼逸著 前田淑編『近世女人の旅日記集』所収
菅沼逸は、芭蕉十哲の一人で、芭蕉が近江滞在の折、伯父の別荘幻住庵を提供した菅沼曲翠の妻で破鏡尼とも呼ばれ、歌人でもあった。この日記は正徳3年(1713)3月3日、自宅のあった近江の膳所を出発して、大坂を経て岸和田み帰省し、帰途は紀伊、吉野、奈良を廻って、同じ月の15日に膳所へ帰着するまでの日記である。
◆☆紀伊国名所図会
日本名所風俗図会12近畿の巻2(角川書店)
☆木曾路巡覧記
河内屋
#羇旅漫筆
滝沢馬琴 亨和2年(1802)→壬戌羇旅漫録
◆京童
日本名所風俗図会7京都の巻(角川書店)
◆京童跡追
日本名所風俗図会7京都の巻(角川書店)
◆木曾路名所図会
日本名所風俗図会17諸国の巻2(角川書店)
◆木曾路之記
貝原益軒 益軒全集7
◆己巳紀行(きしきこう)
貝原益軒 岩波、新日本古典文学大系98
☆丹波、丹後、若狭紀行
末に近江の事を記す。
☆南遊紀事
河内、和泉、紀伊、大和の処々を記す。
☆嶋上紀行
摂州嶋上郡……を記す。
◎◇近世女人の旅日記集
前田淑編
(所収日記)→東路の日記(沓掛なか子)東路日記(小田宅子著)岸和田日記(菅沼逸著)こしの山ふみ(前田隆子著)胡蝶日記(白井千代梅著)刀環集(帆足京著)春埜道久佐(山梨志賀子著)道の記(田中愛著)
◎◇近世福岡地方女流文芸集
前田淑編
(所収日記)→ 二荒山日記(桑原久子著)ほか
(く)
◆熊野御幸
神坂次郎 新潮社 文学的作品
◇◆九峰修行日記
泉光院野田成亮著 文化9年 日本庶民生活資料集成第2巻所収、→「日本九峰修行日記」
◆栗原村百姓道中日記
新座市史、近世資料編、p768-788.所収
嘉永3年(1850)栗原村(現在新座市)百姓高橋長吉が伊勢神宮、金毘羅宮、大坂京都、及び善光寺を巡拝した時の道中日記である。
(け)
◆元禄御畳奉行の日記(尾張藩士の見た浮世)
神坂次郎 中公新書
◇現代の紀行文
田山花袋 明治44年記、(明治文学全集94)
紀行文学についての解説
(こ)
☆五海道中細見記
安政5年(1858)
◇後鳥羽院熊野御幸記
藤原定家
◆庚子道の記
武女著 有朋堂文庫『日記紀行集』所収、
武女という白拍子の作で、享保5年庚子(1720)尾張より江戸に帰る時の日記である。橘千蔭、春海序文で出版した。
◆小島のくちづさみ
二条良基 岩波、新日本古典文学大系98
◇こしの山ふみ
前田隆子 前田淑編『近世女人の旅日記集』所収
筆者は、加賀藩主前田齊広の室、夫の死後、天保9年(1838)52歳の時、金沢に帰国した折の旅日記である。
◇胡蝶日記
白井千代梅著 前田淑編『近世女人の旅日記集』所収
著者は庄内藩士白井重敏の娘で、天保9年(1838)のころ、象潟から鳥海山の滝めぐりをした時の旅日記である。
◆金毘羅参詣名所図会
日本名所風俗図会14(角川書店)所収
◆御府内備考
江戸幕府官選、三島政行編、1829年完成、明治になって火災で焼失、その一部が残ったもの。
江戸総説、御曲輪内、御曲輪外
(さ)
◆更級日記
訳注、関根慶子、上、下、 講談社学術文庫
◆更級日記
校注、西下経一 岩波文庫
◆佐野のわたり
宗碩 新日本古典文学大系98
都から伊勢への旅の紀行文。
◇筱舎漫筆(ササノヤノマンヒツ)
西田直養
◇西国筋道中記(大阪より長崎)
◇西国筋船旅道中記
◆西遊記
橘 南谿 続帝国文庫20
平凡社・東洋文庫248「東西遊記」所載、岩波・新日本古典文学大系98所載
◆西遊草
清河八郎著 岩波文庫、1993.12.16.発行、平凡社東洋文庫140、
幕末の志士清河八郎(1830-63)は、山形庄内の素封家の生まれで俊英の儒学者。安政2年(1855)母を連れて善光寺から名古屋に出、伊勢参りを果たした。さらに京大阪を経て四国、中国を廻り、江戸を経由して帰郷するという半年間に及ぶ当時では大旅行をした。その時の紀行文である。
◆三山雅集
宝永7年頃、東水選述、日本名所風俗図会1奥州・北陸の巻(角川書店)所載
◆三国名勝図会
日本名所風俗図会15九州の巻(角川書店)
◆山水奇観
日本名所風俗図会16諸国の巻1(角川書店)
◆山海名産図会
日本名所風俗図会16諸国の巻1(角川書店)
◆讃岐国名勝図会
日本名所風俗図会14(角川書店)所収
(し)
◇塩原入浴の記
饗庭篁村 明治21年記(明治文学全集94、岩波)
☆諸国案見道中独案内図
寛政4年(1792) 地図形式の案内図
◆◇諸国廻歴日録
牟田文之助
幕末一剣士の諸国武者修業の旅日記である。その全文は『随筆百花苑13巻』に収められている。ま たその梗概は原田伴彦「道中記の旅」に所収。
#新修五街道細見
岸井良衛 青蛙房
#庶民の旅
宮本常一 社会思想社
#辛酉紀行
小堀遠州 元和7年(1621)
◇信生法師集ー
信生法師日記 塩谷朝業
◆拾遺都名所図会
日本名所風俗図会8京都の巻2(角川書店)
◆賎嶽戦場図会
日本名所風俗図会11近畿の巻2(角川書店)
◆壬申紀行
貝原益軒 近世紀行集成(叢書江戸文庫17)
◆壬戌紀行
大田南畝 大田南畝全集8(所蔵、95.2.9.購入)
◆壬戌羇旅漫録
蓑笠漁隠遺稿、坦庵居士正幹校 有朋堂文庫『日記紀行集』所収
曲亭馬琴の筆に成り、享和2年(1802)5月9日江戸を立って、東海諸国を経て、京阪に遊び、8月2 4日帰来した間の各地の随見、随聞の記録である。普通の紀行文とは趣が違う。
◆新編武蔵風土記稿、 江戸幕府編の武蔵国の地誌
文政11年(1828)成立、
雄山閣『大日本地誌大系』8〜18+索引、蘆田伊人校訂、根本誠二補訂、13冊
◆新編相模風土記稿 江戸幕府官選の地誌
天保12年(1841)成立、
雄山閣『大日本地誌大系』19〜24+索引、蘆田伊人校訂、圭室文雄補訂
◆新編若葉の梢
金子直徳、寛政年間、刊、 海老沢了之介、訳校訂s33.4.中野中央図書館
◇『私案抄』深大寺住僧長弁の文集
s60.3.31.発行、調布市教育委員会、全文の翻刻、解説
「綱島郷橋供養の意趣書」ほか所収
(す)
◇菅江真澄遊覧記
菅江真澄 東洋文庫 全5巻 54,68,82,99,119
◆墨田川両岸一覧
日本名所風俗図会3江戸の巻(角川書店)
◆駿河名所図会
日本名所風俗図会5東山・東海の巻(角川書店)
◆住吉名勝図会
日本名所風俗図会11近畿の巻1(角川書店)
◇酔興記
幸田露伴 明治26年刊、(明治文学全集94)、
木曽街道の紀行文で、汽車、馬車、俥と徒歩で、上野から横川、下諏訪、木曽を経て名古屋に出、そこから大阪に出た旅の紀行文
◆菅笠日記
本居宣長 有朋堂文庫『日記紀行集』所収、
明和9年(1772)3月5日、伊勢を出て、吉野花見、大和を遊覧した時の紀行文で、地理歴史に関する考証が多い。
(せ)
◆西遊雑記 「東西遊雑記」
平凡社東洋文庫
#世事見聞録
日本庶民生活史料集成・ 三一書房
◆善光寺道名所図会
日本名所風俗図会5東山・東海の巻 (角川書店)
◆摂津名所図会
日本名所風俗図会10大阪の巻 (角川書店)
@浅草寺名跡志
@浅草寺志、上下
千山萬水 大橋乙羽 明治文学全集94
◇続千山萬水 〃 〃
◇泉光院江戸旅日記
石川英輔 1995.4.5.刊、日本九峰修行日記(文化15年正月)の翻案もの
(そ)
☆増補江戸道中記
延宝3年(1672) 稀本
◆続膝栗毛
十返舎一九 一九全集
◇増補海陸行程細見記
◆続未曾有記
遠山景晋 近世紀行集成
◆宗祇終焉記
宗長 岩波、新日本古典文学大系98
◆宗長日記
宗長 校注、島津忠夫 岩波文庫
(た)
◇高山彦九郎日記1〜4 千々和・萩原
S53.10. 西北出版社
☆旅まくら五十三次
☆旅鏡
文化5年
◆旅のなぐさ(西帰ともいう)
賀茂真淵 有朋堂文庫『日記紀行集』所収、所蔵本
年月日不祥、京都より郷里遠江へ帰った時の紀行文である。
◆高倉院厳島御幸記
源(久我)通親 治承4年(1180)東宮言仁親王(安徳天皇)に譲位した高倉院が、都から安芸宮島の厳島神社に参詣した旅の模様を、随行した源通親が記した紀行文。
◆高倉院升遐記
源通親 高倉院を偲ぶ追悼の記。
(ち)
◆筑前名勝画譜
日本名所風俗図会15九州の巻 (角川書店)
◆筑前歳時図記
日本名所風俗図会15九州の巻 (角川書店)
◆中国名所図会
日本名所風俗図会17諸国の巻2 (角川書店)
◇地獄渓日記
幸田露伴 明治文学全集94
赤城山地獄谷の探勝記、短い
(つ)
◆筑紫道草(つくしのみちくさ)
林英存著 近世紀行集成に所収
幕末ロシア船が日本近海に出没した頃、長崎にも来航した。その頃、広島藩士であった林英存が九州北部、長崎まで旅行した時の紀行文である。
◆筑紫道記(つくしみちのき)
宗祇 新日本古典文学大系98
室町時代、大内政弘の山口に滞在していた宗祇が文明12年、九州北部の名所、歌枕の地を訪れた時の紀行文で、日々の行程や人々との交流の模様、風景描写も優れ、古来連歌師の紀行文の代表とされてきたといわれている。
(て)
◇手前味噌
中村仲哉
◆帝都雅景一覧
日本名所風俗図会8京都の巻2 (角川書店)
◆天保山名所図会
日本名所風俗図会10大阪の巻 (角川書店)
(と)
◆土佐日記
紀貫之 訳注、三谷栄一 角川文庫、現代語訳付き
◆とはずがたり
二条 校注、玉井幸助、岩波文庫
鎌倉時代後期に宮廷で生きた女性の手記。前半は宮廷での生活と恋愛の記録。後半は各地、伊勢、東国、西国等へ旅した紀行文である。
◇刀環集
帆足京(みさと)著 前田淑編『近世女人の旅日記集』所収
肥後の国文学者帆足長秋の娘である著者が、享和元年(1801)15歳の時父母に伴われて京、伊勢への旅に出たときの日記である。
◆東海紀行
井上通女著 有朋堂文庫『日記紀行集』所収、
天和元年(1681)通女が16歳の秋、丸亀を出て江戸に至る日記。後『帰家日記』がある。
#東海道巡覧記
蘆橘堂適志 延亨2年(1745)
実用本位で、東海道のほか、木曽路、中山道、参宮道、身延山、善光寺、日光山道、熱海・箱根の温泉案内もついている。七十丁余の厚さがある。
◇東海道分間絵図
菱川師宣 元禄3年(1690) 中央公論社
絵図形式の道中案内で里程が正しく、問屋名も入っており、旅行者にとって便利なガイドである。
☆東海道往来
交通風俗資料
◆◇東海道名所記1、2
浅井了意 東洋文庫361、346
街道を背景とした文学で、一種の旅行案内書で、娯楽本でもある。
◆東海道膝栗毛
十返舎一九(一九全集)校注、興津要、上、下、講談社文庫
◆東海道名所図会
日本名所風俗図会17諸国の巻2
◆東行話説
土御門泰邦 随筆百花苑13
◆東海済勝記
三浦迂斎 随筆百花苑13
◆◇道中記の旅
原田伴彦
◇東海道宿村大概帳 近世交通史料集4
江戸時代道中奉行の街道特に宿場の資料、各宿の人口(天保14年の調査)駄賃、宿役人、距離等のデータ
◆東遊雑記
古川古松軒 「東西遊雑記」平凡社東洋文庫27所載
◇東遊記
橘 南谿 続帝国文庫20
平凡社東洋文庫248 「東西遊記」所載
◆東国旅行談
日本名所風俗図会1奥州北陸の巻(角川書店)
◆東国名勝志
日本名所風俗図会1奥州北陸の巻(角川書店)
◆東都歳時記
日本名所風俗図会3江戸の巻
◆遠江古迹図会
日本名所風俗図会5東山・東海の巻
◆東関紀行
作者不詳 岩波、新日本古典文学大系98(海道記をも収録)校注、玉井幸助
◆利根川図志
日本名所風俗図会2関東の巻及び岩波文庫
◇戸隠山紀行
山田美妙 明治文学全集94
(な)
☆中山道往来
交通風俗資料
◆中山道宿村大概帳
近世交通史料集5.江戸時代道中奉行の街道特に宿場の資料。
児玉幸多編、吉川弘文館
◇中山道分間絵図
菱川師宣 東京美術 写本、解説本、各一冊づつ。
◆成田名所図会
日本名所風俗図会2関東の巻(角川書店)
◆浪華の賑い
日本名所風俗図会10大阪の巻
◆奈良名所八重桜
日本名所風俗図会9奈良の巻
◆南都名所記
日本名所風俗図会9奈良の巻
◆南都名所集
日本名所風俗図会9奈良の巻
◆長崎名所図絵
日本名所風俗図会15九州の巻
◆中務内侍日記
新日本古典文学大系98
◇南山北馬
田山花袋 明治文学全集94
日光山の奥、多摩の上流、春の日光山、秋の日光山、熊野紀行、月瀬紀遊を所収
(に)
☆日本海陸根本記
日本全国の地図、時計、潮干満、また大名の石高、長崎から外国までの距離などが載っている。
◇日本巡察記 ウアリニャノ
東洋文庫229
◇日本奥地紀行 イサベラ・バード
東洋文庫240
◆◇日本九峯修行日記
野田泉光院 (日本庶民生活資料集成・三一書房)
日向佐土原の真言宗安宮寺の修験で、名を成亮、宝暦6年(1756)の生まれ。彼の目指した九峯とは、英彦山、石槌山、箕面山、金剛山、大峰山、熊野山、富士山、羽黒山、および湯殿山である。実際に訪れたのは、大峰山、石槌山を除く七峯で、この間、壱岐、対馬、隠岐、佐渡、陸奥、陸中、阿波、讃岐、土佐、淡路
の十ケ国を除く、五十余州に及んだ。この紀行文は文化9年(1812)から文政元年 (1818)に至る旅行の記録である。原田伴彦『道中記の旅』にその梗概が載っている。
◆泉光院江戸旅日記
石川英輔(95.5.25.発行) 前掲書をもとに記述、読み易い旅行記
#日光街道繁昌記
本間清利 埼玉新聞社
◆日本旅行記 ゴンチャロフ
平岡雅英訳 東湖ライブラリー
◆日光山志
日本名所風俗図会2関東の巻(角川書店)
◇日光道中雑記
今井金吾編
◆日本名山図会
日本名所風俗図会16諸国の巻1
◆日本山海名物図会
日本名物風俗図会16諸国の巻1
(ぬ)
◇幣袋
遅塚麗水 明治文学全集94
明治42年、伊勢から奈良、高野山、滋賀の旅の紀行文
(ね)
(の)
◆野ざらし紀行
松尾芭蕉 有朋堂文庫『日記紀行集』及び『芭蕉紀行文集』(岩波文庫)所収
◆後の岡部日記
賀茂真淵著 有朋堂文庫『日記紀行集』所収
某年9月10日、再度郷里岡部へ帰った時の紀行文である。
(は)
◇春埜道久佐
山梨志賀子 前田淑編『近世女人の旅日記集』所収
著者は駿河国庵原村の酒造業山梨家の主婦であったが、寛政4年(1792)55歳の時、その年の2月から5月にかけて、息子東平を伴い、伊勢、京、大坂から西国へ旅した折の旅日記である。
☆播州名所巡覧
☆花洛名勝図会
元治元年
◆花見の日記
津村正恭 近世紀行集成
◆箱根七湯集
日本名所風俗図会2関東の巻
◆播磨名所巡覧図会
日本名所風俗図会13中国の巻
◆芭蕉紀行文集 付嵯峨日記
校注、中村俊定 岩波文庫
◆芭蕉俳句集
校注、中村俊定 岩波文庫
◇はて知らずの記
正岡子規 明治文学全集94
芭蕉の「奥の細道」に影響されたもののようで、明治26.7.19.東京発、8.22.帰京の33日間にわたる東北旅行の紀行文である。汽車と俥、舟、そして馬車、あとは病身の足で白河、福島、仙台、松島、酒田、秋田まで遊覧した。当時の交通事情、地方の様子がよく描かれていて興味深い。
(ひ)
☆一目玉鉾
井原西鶴 元禄2年
☆広八日記
高野広八
◆備中名勝考
日本名所風俗図会13中国の巻
◇飛騨越日記
遅塚麗水 明治文学全集94
(ふ)
◆富嶽細見記
日本名所風俗図会5東山・東海の巻(角川書店)
◇富士紀行
飛鳥井雅世
◇富士暦覧記
飛鳥井雅康
◇不二の高根
遅塚麗水 明治文学全集94
◇筆満可勢
富本繁大夫 日本庶民生活史料集成・三一書房
文政11年6月から文政12年の地方まわりの記録である。江戸浄瑠璃語りで小唄などの余芸もあり、江戸を食い詰めて、奥羽から北越への巡業日記であり、そこには、彼の赤裸々な生活のありさまと、当時の地方の風俗、人情が細かに描かれている。特に、彼の芸を活かすところは花柳界であったから、女郎屋、芸妓、興業師、顔役等との交渉の様など興味が深い。原田伴彦『道中記の旅』にその梗概が載っている。
◆藤河の記
一条兼良 岩波、新日本古典文学大系98
◇ふところ日記
川上眉山 明治文学全集94 三浦半島の紀行文
(へ)
◆丙辰紀行
林道春(羅山)元和2年(1616)、有朋堂文庫『日記紀行集』所収、
元和2年丙辰(1616)江戸を出て、東海道より関西地方を経て、比叡、大津に至る紀行文で、その間の 名所旧跡52カ所を挙げ、その史実、典故を記している。
◆平家物語
校注、佐藤謙三 上、下、角川文庫
全訳注、杉本圭三郎 講談社学術文庫
(ほ)
◆北越雪譜 京山 天保6年
日本名所風俗図会1奥州・北陸の巻(角川)
#北行日記
高山彦九郎
◆北国紀行
尭恵 岩波、新日本古典文学大系98
◆本朝奇跡談
植村政勝 近世紀行集成
(ま)
◆松島図誌 文政4年 伊勢屋、奥田
日本名所風俗図会1奥州・北陸の巻
◇まき筆日記
幸田露伴 明治26年刊、(明治文学全集94、)、
明治23年5~6月の西日本紀行で、京都から神戸、有馬温 泉に遊び、四国琴平を参り、広島、宮島へ参る。船で馬関を経て博多に出、汽車で二日市に出て、太宰府天満宮に詣で、二日市から久留米へ汽車で出て、徒歩で羽犬塚まで行って泊まり、熊本まで徒歩と俥、熊本から松橋に出て、船で米津、そこから陸路鹿児島に出た。そこから船で長崎、博多、馬関、多度津、大阪に至る。長い道程を、徒歩、船、汽車、俥などの手段を使って旅をしている。明治中期の交通事情、地方の事情がわかり興味深い。なお「まき筆」というのは、色糸を軸に巻いて飾った筆のことで、有馬温泉の名物である。
(み)
◇水戸の観梅
饗庭篁村 明治28年記、(明治文学全集94)
◆都名所図会
吉野屋為八 安永9年 日本名所風俗図会8京都の巻2
☆都林泉名勝図会 寛政11年
◆都のつと
宗久 岩波、新日本古典文学大系98
観応(1350~52)の頃筑紫を出て諸所を放浪し都から東国、東北へ旅した紀行文。
#見た京都
日本庶民生活史料集成・三一書房
◆都林泉名勝図会
日本名所風俗図会7京都の巻
◆未曾有記
遠山景晋 近世紀行集成
◇道の記
田中愛著 前田淑編『近世女人の旅日記集』所収
出羽国鶴岡郊外大山の名家田中一族のひとり田中草父の娘である著者が、47歳の文政10年 (1827)に、2月25日大山を発ち、伊勢から京、大坂を経て須磨、明石そして江戸に出て、7月ころ帰国した折の旅日記である。
(む)
◇室町殿伊勢参宮記
飛鳥井雅縁
◆武蔵野話(正・続)
日本名所風俗図会3江戸の巻
◆武蔵名所図会
植田孟縉 天保5年(1834) 慶友社
(め)
◆目明かし金十郎の生涯(江戸時代庶民生活の実像)
阿部善雄 中公新書
◇明治の紀行文
高須芳次郎 昭和9年記、(明治文学全集94)
明治時代の紀行文学につての簡単な概略
(も)
☆守貞漫稿
(や)
◆☆大和名所図会 寛政3年
日本名所風俗図会9奈良の巻
(ゆ)
◆游歴雑記1〜2
十方庵教順著 文化11年(1814)刊、東洋文庫499、504
遊歴の範囲は、江戸、武蔵のほか、上野、下総、常陸
(よ)
◆吉野山独案内
日本名所風俗図会9奈良の巻(角川書店)
◆吉野郡名山図志
日本名所風俗図会9奈良の巻(角川書店)
◆淀川両岸一覧
日本名所風俗図会11近畿の巻1(角川書店)
(ら)
☆雷電為右衛門旅日記
田中邦文
(り)
◆琉球談
日本名所風俗図会15九州の巻
◇両毛の秋
徳富芦花 明治文学全集94
(る)
(れ)
(ろ)
◇鹿苑院殿厳島詣記
今川了俊
(わ)
#和州巡覧記
貝原益軒 元禄9年(1696)
◆和朝名勝画図
日本名所風俗図会16諸国の巻
◆和算家の旅日記
佐藤健一 時事通信社
◇若葉の梢
金子直徳著→新編若葉の梢
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